ちょっとコーヒーブレイク

●「時の流れに身をまかせ~ ♬」




今の自分の生活環境は、生まれてから自分で決断できない年齢の時は除き、これまで、日々の細々した決断も含め、その集大成の結果だと思っています。

ケンブリッジ大学の研究によると、人は1日に最大35000回の決断をしているそうです。おそらく、皆さん、「え?1日に?? そんなに多い決断してるかな?」と思われるかと思いますが、何を着るか、何を食べるか(細かくは、どのおかずから食べるか、なども)、発する言葉のチョイス、外出先では、エスカレーター使うか、階段使うか、電車内で座るか立つかなど、日々、決断だらけです。そのちょっとした決断が異なると、もしかして、今の生活環境、健康状態、人間関係、仕事のチョイスなど、目に見える形として今の自分と異なった「自分」になっている可能性は大きいと感じます。1mmのずれでも重ねることで、気が付けば1m、10m、1kmとずれていきます。

私自身は、物心ついた時から、チョイスをする時には、損得勘定なしで、シンプルに「好き」か「嫌い」か、「したいか」「したくないか」で物事を決める傾向にあります。おそらく両親は、習い事、進路など、指示をすることなく、自分に決めさせてくれたので、子供の頃から、ほとんど自分の意思で色々と決めてきました。

イギリス留学もあまり何も考えず、「人生で一度は海外で英語を使って勉強をしてみたい。」という興味だけで、安定した職を捨て(親戚一同大反対、こういう時だけ現れる親戚っていますよね~)、1人っきりで渡英しました(但し、決断後は、渡英までの1年半は、ほぼ毎日、英会話学校に通い、自宅学習も含め、1日6時間、英語の勉強をしました。)。若い頃は、ブランドのアクセサリーを付けるのが流行していましたが、好き、嫌いで判断する私には、ブランドよりも、「好き」が勝ってしまい、今だから言えますが、留学時代にマーケットで買った30円くらいのネックレスを職場に着けていっていました( ;∀;) ティファニーのアクセサリーなどもプレゼントでいただいたこともありますが、箱の中にしまいっきりでした。イギリスの古着屋さんで買った2000円くらいの安いコート(おそらく元は高額だったかもしれません)も何着も着ていました。理由は、「好き」だったので。仕事も高収入、有名な会社など世間体がいい職業にはあまり興味がなく(興味があったとしても、なかなかそのような職業に就けませんが・・)、シンプルに好きな分野の仕事に就きたいと子供の頃から思っていた英語関係の仕事を選択しました。人間関係も波長が合わない方とは、無理に会うことはなく、今、お付き合いさせていただいている方々は、全員、一緒にいて心地よい人達ばかりです。

こんな感じで、感覚で日々過ごしていますが、昨年末より、youtubeの動画のお勧めにやたら、作曲家のバッハ関係が現れ、毎日、バッハ、バッハとお勧めに出てくるようになり、化粧品の担当のおばちゃん(音大卒、元ピアノ講師)にまでも、「バッハは、すごく勉強になるわよ。やりだすとはまるわよ。(関東の方なので、関東の言葉)」と言われ、正直、バッハはとても弾きにくく、苦手意識満載だったので、これまで避けてきたのですが、ここまで「バッハ」「バッハ」が続くのは、何か意味があるのかも、と、年末のピアノレッスン時に先生にバッハをしたいと申し出て、早速、始めました。先生も「バッハを練習した子供は、バッハをしていない子と、すぐ違いが分かるよ。」とおっしゃっていました。多くのピアニスト、ピアノの先生が、口をそろえて、「上達したければ、バッハをしなさい。」とおっしゃるので、その意味が、まだ、私には分かりませんが、「流れ」に身を任せることにして、どうなるか、今、実験中です。先生から「お告げが来ましたか?」と言われました(#^^#) 今回は、好き、嫌いで決断せず、「何か知らんけど、そんな感じの流れ」に乗りました。数か月後くらいに、少しずつ、この意味が見えてくるのかな~と思ってます。


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