● 英会話、ピアノ 共通点いっぱい! part 2
英会話とピアノとの共通点が、また浮かんだので、「英会話、ピアノ 共通点いっぱい! part 2」とさせていただきます(笑)
「13」の続きです( ;∀;)
14.変なしょーもないプライドがなくなると、上達スピードが上がる(ような気がする)
英会話は、ちょっと話せるようになった段階に入ると、簡単な英会話をしただけなのに、周囲の人から「あ、英語、話せるんだ」と言われる回数が増えます。内心、「話せる・・とは言えないレベルなのに・・」と思っていても、周りからそう思われているのであれば、「簡単な文法のミスなどしてしまったら、自分の英語力のなさがバレる!」など、変に構えてしまい、ミスをしないようにビクビクしながら英語を話すことになります(と言うか、私がそうでした。)。
ある日、そんな自分に嫌気がさし、外国人と話す時に、「私が外国の方が完璧な日本語を話す事を期待しないのと同じで、私は彼らにとっては、外国人。英語が話せなくて当たり前。間違っても、全然、はずかしくない!」と考えを変え、間違いを恐れず、難しい単語、フレーズを使い、できるだけ長文で話すようにしたところ、もちろん、ミスは多発していたかと思いますが、それからが、上達スピードが上がったように感じます。ちょっと話せるようになった時に、しょうもないプライドが上達の邪魔をしていたと実感しました。
ピアノも同じように感じ始めました(最近)。レッスンでは、「間違わないように・・」とビクビクして弾いていましたが、「できる限り練習はしたし、それでも間違うのであれば、しょうがない。」と弾いたところ、先生より、「よく練習されてますね。」とのお言葉をいただきました。その曲の練習量は以前とはあまり変わらないので、気持ちの切り替えが影響したのかな・・と感じました。
他のことも、気持ちの持ちようで、状況が好転することも多いかも・・ですね。
15.絶えず「現在の自分のスキルよりも、少し上のレベルに挑戦する」ことで、上達スピードが上がる。
習い事の醍醐味は、「新しい自分に出会うことができる」ことだと思います。今までにできなかったことが、次々とできるようになる体験は、とても楽しいことです。しかし、その体験ができる為には、日々の努力が必要となってきます。残念ながら、おいしい部分だけ横取りはできません(泣)
私の場合は、全く英会話ができないレベル(挨拶程度のレベル)から1年半後には渡英を決めてしまっていたので(学校も申し込んでいた)、日常会話はほぼ問題なくできるレベルに達しておく必要があった為(今、思えば、無茶苦茶な計画)、仕事を17時に終わり、その後、ほぼ毎日、英会話スクールに通い、英会話スクールから戻って、サッと夕食を終え、英語の勉強と、毎日、夜中まで6時間くらい英語の勉強(英会話スクールも含め)をしました。私の場合は、無茶な計画を立ててしまったので(若気の至り)、渡英までの1年半、毎日6時間も英語に費やすこととなりましたが、生徒さんには、通常は、「1日、20分~30分ほどの英語練習で十分、上達されます。」とお伝えさせていただいております。実践されている生徒さんは、実際に確実に上達されています。
練習時は教材選びは、非常に重要です。私が英会話を習い始めた頃は、ほとんど話せない段階にも関わらず、いきなり「ハリウッド俳優のインタビュー」「ネイティブどおしの容赦ない会話集」などの教材を毎日、「さっぱりわからん!」と思いながらも、分からない単語やフレーズを片っ端からマーカーで塗り、自分のノートにまとめて持ち歩き(いつでも目に通せるように)、通勤時間の往復2時間は英語を聴いてということをしていました。それを繰り返していると、ある日「あれ、聞き取れる会話が増えてきた。マーカーで塗る箇所も減ってきている(さまざまな人の英会話を聞き続けていると、同じようなフレーズを頻繁に出会うので、耳が慣れていきます)」と気づき、その実感がゲームのようで、楽しくなり、あの頃は、夢中になって英語学習をしていました。
とにかく早く上達しないと!と焦っていた日々が続き、ある日、とても流暢に英語を話すことができる方に出会いました。その方に「どうやったら、そんなに話せるようになるのですか?」と聞いたところ、その方がされたことを完コピしました(笑)。【文法フレーズ集4冊の全フレーズを日本語だけを聞いて瞬時に英訳できるようになるまで何度も繰り返す】です。これは、効果絶大でした(約1年という短期間で4冊フレーズ丸覚え、これも荒行でした・・・)。ネイティブスピーカーが頻出して使う文法を網羅すると、あとは、単語、熟語、時制の違いによる動詞などを埋め込むだけで、さまざまな場面で使う英語が話せるようになります。この方法は、現在、当校で実践しています(大人、高校生クラスでは、同じ著者の方の文法書を採用しています)。
私の場合は、1年半後に渡英を決めてしまっていたので、半ば、必死だったので、このような無茶なこと(自分のレベルに合っていない)をしましたが、このような無茶な学習方法はあまり、お勧めしていません。やはり、自分のレベルよりも「少しだけ上のレベル」に挑戦するほうが、達成感を得やすいので(かなり上のレベルに挑戦するよりは)、やりがいを感じられ、長期的に継続が可能になると思います。それ故、当校の大人、高校生、キッズクラスで採用しているテキストは、少しだけチャレンジングな教材をチョイスしています。
ピアノも1つの曲が終わると、次の曲を自分で決めさせていただいているのですが、早く上達したいという気持ちが先走り、ちょっとどころか、随分、上のレベルの曲を選んでしまっているような気もします。それでも、先生は、「ま、いけるでしょう。」とおっしゃってくださり、先生からGoサインをいただいたからには、どうにかこうにか最後まで弾けるようにならなくっちゃと、日々、練習しています。時々の練習よりは、「毎日」続ける事が上達スピードを上げると、多くのピアニストがおっしゃっているので、実践中です。1年前にピアノを再開した際に「3年以内には弾けるようになりたい曲」の中の1曲を先日、終了することができました。まだまだ、人様の前で弾ける完成度ではないですが、数ヶ月前は、「やっぱり、私には無理かも」と少し諦めかけていたので、英会話もそうですが、ピアノも練習量でどうにか自分が思っていた壁を越えられるものなんだと実感しました。それが、楽しいですね! 今回は2曲、難曲(自分のレベルよりも、だいぶん上の曲)だったので、2曲同時の譜読み段階の時には、さすがに体調壊しましたが・・。どうやら、無茶をしてしまう傾向にあるようです・・。今回の選曲で、「この曲をどうにかこうにか必死で弾き終えるレベルが今の自分のレベル。もっと余裕を持って弾けるレベルでなくちゃ」と、ある意味、現実を突きつけられた感もあります(プロのピアニストは、朝飯前みたいな表情で<??>、この曲を弾いておられるので・・・)。気づきのきっかけにはなりました。有名な曲ですが、ちょっと恥ずかしいので曲名は控えさせていただきます( ;∀;) 次の曲は、先生が先日、「次は、この曲とかもいいかもね」と提案してくださった曲にしました。この曲も難曲ですが、取り組みやすそうです。前回の曲も、以前、先生から提案いただき、その後に、私から申し出たのですが、挑戦したところ、思っていたよりも難しい曲でした(ネットで検索してみると、「中級と言われている曲だが、細かいニュアンス、内声までをきちんと弾きこなせるには上級テクニックが必要」などの意見も多く、身の程知らずの選曲だったのか・・と、今になって思ってます。もっと早く気づけ!ですよね。「知らぬが仏」です(*‘ω‘ *)。知っていたら、挑戦していませんでした。)。でも、今は、挑戦してよかったと思っています(これから、もっと仕上げていかないといけないのですが・・)。